6/10(日)朝の奥多摩・最北東は快晴だった。しかし目的アプローチの南回林道が崩落事故で封鎖され、よって道が荒く過酷な北方面林道でピークを目指す。久しぶりに参上の最古参級隊員Y.N君はなまりも見せず寡黙に昇っていたが、不眠参加の当方には堪えるものだった。予定より2時間遅れで1300m級に登頂できたが、それまでの晴れ間も食事後には我らは雲に包まれた。全行程の1/4は前回同様の降下をトレース。雲中での降下はスリル増すもので違う山に来たかのよう。皆には先が長いので自制注意報を促す。1km順調にかけた後に核心部分岐に差し掛かかる。それは延々と繋がるバリエーション尾根への導入と思えぬ木々の間からになる。