【MASA編】
今回は3度目の山寺巡礼。ピーク直後の激根が張るDH地点では勇敢諸氏が貫通し見事な忍術披露。この縦走路は中腹への寺社を繋ぐのだから本来巡礼遍路だったはず。我らは現代の困ったMTB行者である。そして中継地までは順調に駆け昼休後に寺社巡り・竹林探訪に。好奇心のまま彷徨う者。風にそよぐ笹を見て放心する者。その風情にほだされ「いい日旅立ち、日本人でよかった...」気分になれた。
引き続き藪枯れの尾根筋へ。道の表情もさらに複雑になり難所も増える。個々に忙しく進みやがて林道峠に落ちる。地図上トレイルはここで終点。しかし我々は里まで続くとは疑わしい、忍びの荒廃道に突入。勘に頼りひたすら進むが龍の背で揺られる様な、くねる道で自分も含め、転倒虫くん続出。
そして本日課題は最終分岐を見逃さぬこと。前2回迷い返し疲弊したから、飛ばす心も抑え慎重に分岐探走し、見事3度目の正直で快走尾根に接続。疲れてかここ以降は意識が薄れ浮遊脱力の降下。皆も恐怖を克服されたのか、最後には50度はある無茶な傾斜から下界に吐き出された。四時間半の苦行遍路で、邪心を捨てられた。そんな達成感を得た修行道であった。悟りの境地までは、いやいや、まだまだ遠かりき。
MASA