【探索記Masa編】
今回は2月の広澤山から半年ぶりに新規探索行となった。手慣れてきたはずの登山道のない尾根の三角点トレース探索である。
自信を持って本格自走登りに挑んだが、御嶽から道を誤り、南の大岳への谷側ルートに彷徨ってしまう。途中の峠で気付いたが予定の倍も回り道して漸く鍋冠山ピークに辿り着いた。道程は信仰の道であるから地面は踏み固められている。そして奥多摩の1000m超では夏でも清涼としているのでバテることはなかった。鍋冠山は穏やかな頂で、ここから北降下の道は地図には記されない林業巡視路である。降り出す道は広葉樹で腐葉土も積り、人が入らないため路面は柔軟である。