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Vol.1.【2/14:奥武蔵・風神雷神激走編】

【走行記:Masa編】
以前より「山行こう仮約束」をしていた強者殿下から参加表明を受けコースバリエーションが豊かな秘蔵尾根へ行くことになる。自身の腕故障も癒え2か月半ぶりの山行きだ。山稜麓の戦国時代より残る修行禅寺に立ち寄り修学旅行気分に浸り清々しく思う。
頂上900mでは自己紹介しつつ怪我痕を差してチタン板が入る事を告げる。そしたら諸兄も「俺もココに足にボルトあるよ。ココにもネ」「僕も肩に金属板あるです」と。
ゲゲッこれでは『自己・体内金属パーツ紹介』ではないか。なぜかたたえ合ってるようでおかしかった。駆け出すうち冬なのに日中は嘘のように暑く20度にもなる。
春来たりと勇猛暴れん坊一行は弾みをつけ素人野郎を引っ張っていく。中盤以降では荒れて高速になるルートでも強者一行まるでひるまず、水面を跳ねるトビウオの如し。
クライマックスDHゾーンではプロのコーナー・アクションをまざまざと見ては難度実感。それに刺激され仲間達の走りも磨かれ、従来より確実に行程スピードは速い。
歴戦最狂メンバーの当日総決算は?[大転倒4名・タイヤパンク2名・ホイル大破1名]の代償なり。後で預かるヘッドカム隊映像には高速追従での悲痛と歓喜がまざまざと響いていた。
登山の初めに修行禅寺の門を潜ったが、本当に山で修行するべく入門だったと悟りほくそ笑むのであった。