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Vol.10【4/17秩父・丸山→金昌寺 】
5名
奥武蔵・丸山→大棚山→秩父・上山田]新ルート確立のため5名進軍す。
関越高速渋滞のため、正午過ぎと遅くスタート地点に着く。よってピーク付近でまず昼食となり皆慌てて食事を採る。遅れを取戻すため、全行程の3/4地点から主尾根に登り着く。と先を見下せば、一辺300mはあろう激坂。皆様お覚悟、ハンドルにしがみつき決死の滑走。振り返れば、最後尾の者が上で粒に見えた...。
やがて県民の森施設に辿り着く。かつて 3年前、渡辺・桜井両氏とここのXC周回をチョロチョロ走り、大喜びだった。先のグランドルートが存在することなど、知るよしもなかった。そして並走するハイキング道を分け、尾根行軍は続く。大棚山に差し掛かり順調にXC尾根を駆ける。進む道はさらに左右に分かれ、左側は[多少険しい]?と記される。
迷わず体力消耗を避けるよう北面道に向かう。
快走のうち北が開け感動的な眺望を仰ぎながら邁進する。
そうして下りに傾き、待っていたスリリングに突入。木段あり、迂回路あり、樹林を抜けたり。行きたいラインを選ばせる楽しみが現れる。ハードだと思えば、緊張が休まる林間でホッとする場面もあり、気が効いている。やがて岩場も出現しテクニカルを増す。皆駆けながら我を忘れ、ピンチの声を上げ、はしゃぎだす。
登る様子は一切無い。一体どこまで我らを落とすのか...。Wどころか6クランクに、ジャンプに、ドロップオフと連続したアトラクションを堪能するように愉快になり、勢いに乗り駆け続けたいと思う。
スキルがいる山であるのに、皆は快調だった。前回クラッシュに懲りたか、河野氏も落ち着き躍動していた。彼らは3時間近く走ったにも関わらず、1/3位に思えたという。悦楽の時は短きかな。きっと充実したのだ。皆、夢の中のさえた自分が駆けるような気持ちだったことだろう。

かねてより上位コースの予感と期待があった。しかし実際、それ以上の満悦トレールと感慨無量。各位満場一致。埼玉BestのMtコレクションに選定なり。