【探索記Masa編】
昨年より目論んだ富士山の東・西登山道W-DHを9/27に5名で挑戦。かつては片側だけ泊まりがけで駆けたものを一日で倍行程消化すべく無茶な計画。そ れには西→東大移動も伴い、行程でパンク車2台以上出たら完走不能というシビアさ。この9時間タイムトライヤル計画名は、上部から雄大な下界を望むイメー ジから「Down to Earth」=「地球に落ちていく」と命名。タイムキーパー役の自分は始終皆のケツ叩きをせねばならぬ。
富士山2000m以上は森林限界で気温5度、ここはもう冬。溶岩砂礫の激降下からスタート。一定速度を保たねば失速し砂礫に埋まり転倒する。また原始林岩下りなどはパンクリスクも高い。
路面状況は通常山とは大きく違う。しかし3年ぶりで皆マシンも変わりその性能向上に助けられた。少しも安心できないワイルド激路を堪能驚喜していた。
また当山上部は予報が当てにならず、雲中濃霧を駆ける等めまぐるしく変動。そして東側DHでは大転倒前輪曲げ者がでて、速攻修理でどうにか麓まで進行。
5年前のスキルなら無謀だったこのトライ。みな実走経験を重ねスキルアップできたのだろう。果敢に挑みどうにか目標達成。実際かなりの労力が必要だったが、それにも増して感無量の面持ちで皆喜んだ。振り返った日本一の山に祝福されたようなそんな気分だった。
Masa