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Vol.4【4/11:奥多摩怒涛の最狂尾根編】

【走行記:Masa編】
昨年開拓した奥多摩山系で最もテクニカルな難関尾根へ8名で向かった。途中立ち寄る神社では偶然に何の神事か餅撒き・銭撒きに恵まれる。境内に居合わせた者は充分な小遣いを神から頂く。スタートの縁起良さに皆喜ぶのだ。天候最適でピーク1100mも清々しく。しかしスタートの急斜面からはザラザラ超ドライ路面で、滑り落ちるよう。切り株に乗り上げる者、路肩にはじかれる者あり。さながら砂上アリ地獄に飲まれる虫けらの如く。乗れれば曲芸のように楽しいのだが...。
そして屈曲急斜の大難関が現れるがその切り込みに唯一マミ犬氏だけが成功する。それに触発され皆また頑張ろうと激励されたよう。
ハシャギ過ぎて途中ミスルートもあったが、中盤からは快適そのもの。至極最速エリアで2km位かっ跳べるのだ。苦行の褒美のように驚喜が堰を切って溢れる。そして中継峠からはまたトライアルDHの始まり。岩盤・根っこのアタック連続で度胸試し大会。さっそく当方が崖 下10mに滑落したた。自分史上最悪の転落で本日ツアー終了と思った...。が、奇跡にも無傷無事だった。
そ の後も慌て三昧の特攻でみな七苦八苦。急斜・タイトなこの怒涛尾根全般はヘッドカム担当にも酷である。昨夏もここでカ メラ大破したのだ。前方注視での2人は(当方+Y君)無残に山に散った...。緊張集中の5時間ツアーは楽しみ過ぎてへばり終了。