【走行記:Masa編】
あれは7年前の夏の事。奥多摩山系で我ら元祖隊三名が未知のトレイル導入を分け入った。見るからに深い薮に覚悟して下るも眼下の九十九折れはさらに大藪だ らけ。それも始終において刺の鋭い植生ばかり。ズボンまで破るその険しさに、引き返しても傷が増えるなら下り切ろうとやけになった。終点では手足の傷を癒 すために清流に飛び込む始末。遠い夏の日。記録では2002年8月25日だった。
そして7年後の7月半ば、八王子同志H君より同ルートが再整備された旨確認する。やれあの苦渋の道が復活かと彼らの写真記での見事な掘割り道に見入る。それを機会に昨7/18にリベンジとなる。あの山道にまた再来することになるとは...。