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Vol.10【7/18:遠い夏の日。蘇る登山道にて。 編】

【走行記:Masa編】
あれは7年前の夏の事。奥多摩山系で我ら元祖隊三名が未知のトレイル導入を分け入った。見るからに深い薮に覚悟して下るも眼下の九十九折れはさらに大藪だ らけ。それも始終において刺の鋭い植生ばかり。ズボンまで破るその険しさに、引き返しても傷が増えるなら下り切ろうとやけになった。終点では手足の傷を癒 すために清流に飛び込む始末。遠い夏の日。記録では2002年8月25日だった。
そして7年後の7月半ば、八王子同志H君より同ルートが再整備された旨確認する。やれあの苦渋の道が復活かと彼らの写真記での見事な掘割り道に見入る。それを機会に昨7/18にリベンジとなる。あの山道にまた再来することになるとは...。
今回は年季の入ったバブルス(バブル時代の申し子世代)6名で連れ立ち懐かしの1100mピークへ。まずは7kmばかり尾根を縦走する。そこまででさえ3年振りで崩落箇所や伐採地を見て経過した年月を感じたもの。最終頂部では霧にまみれ躍動でのヒートを冷ませ癒された。

そ こからは過去の大藪道あらため復活尾根導入となる。駆けるうち嘘のような快適な様に驚き、動画撮りなど放棄したいほど優美な道に再生している。しかしかつ て痛みを分けた同志にも報告したく、皆で交互に撮影テイクを繰り返す。終盤3kmあまりで標高差500m下りきる豪快さに皆放心した。過激ながらも無事に 全10kmを終えた。
今回快走で苦渋奪還し当山は奥多摩四大DHトレイル格上げ認定となった。これらの復活道の整備は昨今の[中高年登山ブーム]の影響なのだろう。長きこと放棄され覆った草木が厚い腐葉土となり柔軟な道を作った。
移り往く時の中で山々は生命を育む。そして「朽ちる廃道も有れば、復活する道も有り」諦める事も希望を持つ事もこの[蘇る登山道]にて憶えた。