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◆Vol.1【1/9:五山縦走・2012迎春山走初め編】

1/9奥武蔵山系にて久しぶりに担ぎ上げ登り詰めた七人衆。山頂には雷電神社奥之院元社があり、本年の安全祈願をする。今回は五山縦走となるが、連日の雨無し乾き過ぎでの路面状態はザラツキ激し過ぎ。気候は思いのほか温暖だったので軽装になる。そして雄大なトラバースでは深い落葉下も岩地雷に度々驚きながらもハシャギ駆ける。しかし急角ナイフリッジではJシリーズDH選手でさえ滑落してしまうので皆に超アタック禁止令を発令する。全員初山ながらこの初盤二山を活気高揚させ午前の部を終える。午後の部はさらに西方15kmの標高820m級三山縦走になる。午前山系に比べこのピークは冷えた。そして延々と続く霜柱地帯でうろたえる。
雪上よりもリカバーが難しく皆ヨロヨロとおかしくも進むのだった。やがて通常トレイルに差し掛かれば、これまでのうっぷんを晴らすよう全く注意もせず慎重さもかけトランス状態で駆けるようだった。これまで皆ハイペースで疲れに気付かず、昼食見晴らし台では温暖で春に来たように随分寛いだ。遠くの山並みに眩しい眼差しを注ぐ。そして縦走後半は熱帯植物地帯・和風竹林地帯と異国間を抜けたようにそのバリエーションを味わう。そして終盤は大伐採地帯の新たに昨年現れた作業道を進む。林間→伐採→と繰返し進みゲレンデDHのような豪快さは五山縦走最終に相応しいもの。残りのアドレナリンを出し切るように皆の活気を昇華させるようだった。