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◆Vol.2【1/29:温暖山系を求めるトレイル探索編】

1/29元祖隊員2名が一年振り位に現わる。各位生業において幹部クラス・平日休みになるなど職務条件が変わったせいでなかなか会えずだった。せっかくの伴走なのだがしかし先週の積雪氷結が首都圏多くの山に残り、他の同志も登頂に手こずっていると聞かれた。せっかくの休暇合わせを無駄にせぬように山系別の環境差を思い出す。奥多摩は大尾根谷側傾斜が急で谷間陰も深く川も冷えるため麓に積もる雪もなかなか溶けない。未だ奥多摩門構えの日の出・青梅は銀世界という。一方奥武蔵の都幾川町・小川町側は盆地的であり山容尾根型も緩やかで日照が良く雪害は早く無くなる。その事を思い出し低山巡りをすれば難なく走れるはずと方面に出向く。
現地に来てみれば記憶と予測があたり800m越以外の山系に残雪は無かった。梅の莟が膨らみミカン木も多く有る事からやはり温暖な山域だと安堵する。地図に名も無い天王山側からアプローチするが、人が入らぬので腐葉土が積む小径をどんどん登る。同行二名はブランクもあるのだが昔探索同行で苦しめた感覚が蘇り張り切っていた。そしてピークからの降下でのギャップに驚喜したり、順調に勘を戻して行った。彼らとは十年兄弟的同志なので妙にリラックスでき何も気を使わずにすむ。しかし難所降下全部アッタクへと煽っても、昔より慎重になってきた。攻め守りをしっかり見極める人として成長を果たしたのだろう。本日は評価することにしよう。