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Vol.21【11/20奥多摩・御前山激走DH】
3名
今回は最短アプローチ林道の崩落のため、北方大迂回を強行。標高稼ぐごとに奥多摩の山河は紅に染まる。素晴らしい景観を仰ぎながら、大ダワ峠を目指しドライブ。参加者は山本・斎藤・中島の自分勝手なB型編隊。紅葉にほだされた心持ちは束の間だった...。
峠からは思わぬ担ぎ・押し上がりが地獄の試練となりふりかかる。登り400m距離3000mの多くは岩場を奴隷のように働き、史上最大90分間苦行となった。ようやく頂が見えた頃、周りの風情は東京の山と思えない程、美しい季節の彩りを放った。聞いたことも無い鳥の音を聞きながら、日溜まりで昼食をとる。この時点で2/3の体力を失っていた...。残る仕上げの登りを経て、ピーク1400m付近よりDHスタートとなる。
初めはたやすく乗れぬ杉林をジグザグに落ち、根や岩の障害に手間どりながら、尾根道に取り付く。次第に笑みがこぼれ、面白いように乗れてきた。しかし、我がフクラハギがつってしまう。筋力疲労か冷えのせいか、3度もがいて隊の進行を止めた。やがて後方からブレーキ音を響かせ、メッセンジャー隊4名が現れる。彼らと山道情報交換を経て、しばらく伴走。先導のXCエリートを追うように続く。さすがに有資格者、自分も快走しレーサー気分。
やがてタイトターン/根の段差/落葉の薮など目まぐるしいエリアを必死に駆ける。開けた辺りでは西山々も眺められた。最後の分岐で、勇んで難しい方面を選びまた出走。しかし激走続きで既にブレーキ握力を使い果たし、他の2名も同様に力尽きていった。もうすぐ終わりだと思えば、大岩難所やまたもターンの連続。もう下ればいいんでしょ。なくらいにヤケク走、だった。
やっとのことで山ノ神の鳥居抜けが象徴的ゴール。自身は放心し、中島氏は虚脱し、斎藤氏は華麗なウイリー果たせず、鳥居真下で落車自爆。戦友死す。それを笑えない程くたびれていた。皆この山での衝撃に、これまでのキャリアを破壊された。時間経過を意識もできず、人生苦楽を凝縮したような行程で、強靭な耐久力が求められた。されど深く印象に刻まれるような、美しい自然に包まれ、間違いなく歴代・東京山No.1の美的激走ルートであった。
MASA