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Vol.18【8/20御前山・夏山完結編】5名
【KAWANO編】
御前山があんなに素晴らしいとは予想外。2時間押し担ぎで辿る避難小屋はまさにオアシス!前回下りオンリー富士で楽をした膝も、今回酷使でダメージ必至かと心配したが痛みもなく心地よい疲労感でホッとした。

小屋脇に昏々湧き出る清水に感動。頭から水をかぶる中島氏。彼はいつも独言を言い自然に溶け込むホノボノ爺さん。次はこの湧水利用で最高ランチを堪能したい。もっと寛ぎたかったが、2時を回り先を急ぐ。総行9km以上あるダウンヒルを一気に駆ける。

久々再開の原氏は真の悦楽で飛び跳ねていた。いつの間に滑らかに走れるようになったのか、羨ましかった。平井氏からの感化が転機だったと語っていた。「どんなことも何歳からでも挑戦できるさ」と語る原氏談に、自分もさらに快走したいと思った。仲間はいいね。

苦しい登りの後の爽快な下りに大満足の1日でした。久々に味わった心地よい全身疲労に負け、あっという間に次の朝を迎えた。秋の紅葉シーズン、今回行けなかったメンバー達ともまた走りたい。隊長はあの登りにいつまで絶えられるのか?笑。KAWANO
【MASA編】
奥多摩の夏も終盤。二年ぶりの御前山へ。新たに北壁中腹から押担ぎ、避難小屋を目指す。かつての西側岩登りより楽だったが、二時間苦行で小屋になだれ込み床に伏せた。1400m標高は摂氏22度でここが東京かと勘ぐるほど。汗もすぐ引き爽快。ここはもはや秋か。

体もほぐれ南下への尾根に進行。しばし藪漕ぎを経て足を慣らす。そして主脈に着きいよいよ降下開始。続くトラバースを縫い、戸惑う者。息をもつけぬその延々滑走に感嘆止まぬ者。皆で冷静乱し全線9kmも駆け下って往く。

かつての道筋を迷いなく進むが、撮影適所でも勢いで止まれず。続く振動で視覚が振れ、集中を絶やせず、他を気に留める余裕無し。終盤では気力限界での大気圏突入のよう。身の張り裂ける思いから放心し里に降り立った。脱力のまま清流突入で冷却解放されたのだった。

登り降り等しく二時間かけたが「苦しみは長く、至福の時は短かし」まるで人生の縮図の如し。自身を奮い立たせるは己のみと悟る。夏山完結に相応しい修行であった。
MASA
【HARA氏編】
いや〜まさに東京No.1!自分的に▲○No.1かも知れないっす!2時間押し上げはきつかった!上りのヘタレ改善を今後課題にせねば。

永遠に思われた登りも先行隊の笑顔に迎えられ唐突に終わる。天然効果でヒエヒエ、ピーク気温は驚きの22℃の避難小屋でのランチ!ありゃ快適でしたね。とろろそばもアルプスのロッジバーチャルトリップ付加価値で絶品!

クールダウンの体を再び沸点に持っていく為にフルプロテクションでDH出陣!んっも〜〜それは、それは「ひゃっほ〜」怒涛の連続!この感動を伝える表現を残念ながら私は知りません!とにかく下りながら思わず叫び次には笑ってる自分がいる。こんな体験、他では味わえん!隊長が登り過程に「この辛さのおつりは十分すぎる位返ってくるから」の言葉がループしていた!実際にはそれ以上の快感が得られました。

夢中で登って、夢中で下る!ヘトヘトにならないと見れないものが見れた。そんな事を感じさせるスペシャル山で、最高の夏休みフィナーレを飾れました!これから皆ともっと感動体験したいっす!また山で会いましょう!ありがとうございました!HARA