Vol.02【1/9同志再会の里走り編】2名

【MASA編】
同じ町に住みながら、ご無沙汰だったAsano氏と連絡がとれ、トレイル走りする約束をしていた。彼は3年前位コンタクトをもらって以来で、前後リジットのトライアル車に代替えしていた。それでも無理のない禅寺のある丘陵に向かい、入山なんと3時開始。
彼は同域に居てもここを知らない。フェンスを抜けて入るのだから当然である。彼は愉快に思ったろうか。中のフィールドでは周りが街と思えない美しい落葉路を巡ることができる。

とにかく時間がないので、日が暮れる前に周遊しよう。走行シーンも互いに走りながら撮るので、振れまくりの結果である。そして高みに駆け上がり、落葉に埋もれながらパンをかじる。久しくの生活状況などを話す。彼は相変わらずお人好しであった。野郎同士の語りごとは変わらないものだと思う。
終盤仕上げのお気に入りの熊笹DHの導入を見て、ここを行くのかと彼は笑う。そうだ、行くぞと駆けながら、愉快に笹の葉をサラサラと鳴らし、また互いの生活に帰って行った。
MASA