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Vol.05【9/23:長澤露の裏参道 編】
【HARADA編】
今回の山、走りやすい良い道でした。六甲山の"水平道"を思い出しました。途中若干根っこが出ましたが、快適そのもの。ガレ場も無く、途中シングルトラックもありプロテクタ無しでも安心してイけ、久しぶりの第1弾にはちょうど良かったと思います。脳汁は出ませんでしたが、このくらいが良い。リヤリジッドは軽さ、ダイレクト感、中々良いものです。タイトターンだともっと面白いはず。これから使い分けよう。雨のせいでちょいMUDでしたのでタイヤ泥詰まり大。後半FIREXCの1.8では役不足。グリップしませんでした。HARADA
【KAWANO編】
目標にしていた山々に「今日は止めな」と言われんばかりの雨の洗礼を受ける。自然界の摂理ありと素直に受け止めるのは、山輪での数々の経験値から得られるもの。焦りもせず、他の山域へ行くと言う隊長の「僅かでも走りたい」気持ちが、しばしの好天を恵んでくれたのだと思う。すぐ諦めるわけでもなく、欲張りもしない、そんな程々の精神が山輪の持ち味かも知れない。そして山があるからこそ、再会果たせた仲間と走れ十分満足。次回リベンジに備え、雨?ドンマイ!の充実の日であった。
KAWANO
【SAKAPOW編】
早朝の天は厚い雲が覆う。まさに黒船来襲といった原田さんの大型車で出発!そして原市場に入ると降る雨は、強くなり予定変更。でもおかげで久しぶりに、かつて山の洗礼を受けた地域へ移動することに。そこでは道を覚えていたはずでしたが、走りごたえのあるルートを発見したりすることで、山径の奥深さを感じました。コース終盤なだらかな坂を押し上げているとき、昔は肩に力が入ってガチガチになりながら、怖々下ったような道だと思いました。あれから5年。自分も少しは進歩してるんだなと感慨ひとしおでした。SAKAPOW
【MASA編】
奥武蔵の雨から追われるように岩蔵方面の山へ逃げ込んだ。ここなら小雨もしのげるか。厚い雲を仰ぎながら青い隙間を探した。街に戻るのは嫌だった。我らはピークから緩やかなスロープに乗り、森の傘に守られゆらりと走る。また登り返すうち、雨にさらされた草木がみずみずしく映る。「昨日は暑かったから、ひんやりして嬉しい」とでも言っているよう。終いには我らも露に浸るが、思いがけず知らぬ山道に巡り会えた。まるで誰かに招待されたかのよう。長澤の裏参道は懐深きもの。濡れてさえも、爽やかな心持ちにしてくれた。MASA