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Vol.16【9/19:奥多摩二大尾根連結縦走編 編】

9/19(土)連休初日奥多摩から青梅方面へ降り立つ2つの尾根を縦走する。ピーク標高は900mしかないが秋らしい涼感に心弾むよう駆ける。行楽方々きっと遠方に分散したからであろう休日にしては登山客も少なく、遠隔地に行かなくて良かったと思う。スタートから3kmは緩傾斜巡航で体を慣らす。
そして2つ目のピークで休憩すれば、我らの愛車に近づき眺めるハイカー老公御大現わる。ただの興味と思いきやご自身も輪歴有りで、乗車の勧めをすれば、本当に股がり乗り回すなりもう上機嫌。逆にこちらが驚き感激してしまう。そんな歓喜を拝見すると我らは「まだまだ遊べる...」と励まされるもの。「人間、希望とともに若く、失望とともに老いる」ことを体現できるものである。
そこからは稀にしか行かない北回り大根張りルートで降下するが、植生が増え過ぎ降下先が見えづらい。おかげでドロップにて自分的に今年最大の前転回を味わうのだ。昼食後の後半快走尾根は我らの完全貸切だ。廃道であるから当然だが、かなり薮が深く先頭者は散々クモの巣を被りその功労に皆微笑むのだ。
そして終盤の楽しみ、クライマックスDHは快適なスラローム連続で皆を踊らせ、それまでの疲れを吹き飛ばす。それは驚喜が郷に響くほどである。ゴールでは今回GPSロガー記録者が居り実測では13.5kmと示される。地図上より 3.5kmも長いのか。とあらためて知る。都内最長の石尾根に次ぐDH尾根であると分かり、心地よい達成疲労を感じるのであった。