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◆Vol.4【2/26:高貴山より修験道迷走享楽 編】

奥武蔵2/26探索第四弾は地図に名が無い高貴山。一日で三道プランを立てたが全て地図に記さぬ道。未知で無謀な走破目指し7名集う。午前の部は南側尾根の旧参道を巡る。鞍部700mから降下するがこのルートはいにしえの巡礼道だったがゆえ踏み固められ妙にタイヤが素直に吸い付く感じがする。
しかし要所に岩盤下りも現れバランス感覚が問われるもの。全く登り返しなく縦方向の波に乗るよう下るのでコースター感覚に陥り皆ハイテンションになる。散々下調べをしたので不安も少なく暫くは巡航出来たのだが、調子に乗り注意散漫になり中盤分岐を見失ってしまう。あげく長い尾根の半分過ぎで沢伝いに降りてしまう。やり直すと正午過ぎるのであえなく第1ルート終了。
第1道の南下尾根とは違い東降りは後半からが真骨頂。荒れた部分も多いが乗車率がすこぶる高い分、まるで暴れ馬に乗るよう駆けるのだ。こちらは2時間有れば走破できるほどだがルート表情・バリエーションも豊か。思いのほかのロデオ大会になり、前方・後方で交互に叫びが上がりまた笑う繰り返し。無邪気に駆け時間もかさみ4時になりようやくゴール。本日はこの第1・2ルートで体力も尽き終了。
始終忙しく操り予測よりも充実度が高かった。やはり未知ルート探索成功は格別の達成感がある。この二つの山径はハードでも我らには至極愉快な修験道であった。特上トレイル遺産に登録なり。