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◆Vol.5【4/2:巡礼三路の荒修行 編】

約一ヶ月山行きを自粛しながら新プランを温めていた。本年は探索道を復習走しながらまた未知ルートを求め走破するという成長型ツアーである。高貴山ピークから3方向下る道を巡るが、前回失策を改善効率的に進めた午前の部は東ルートを往く。この方向では林間に明るく陽光差し往く先が明瞭に見えた。暗い難所は恐怖心を増すものと思う。本日メンバーはDH選手2名+ガイドツーリストなどクセ者揃いで全5名。何の心配憂慮も無かった。なので予想より早く予定消化したのでに追加トレイル探しをした。その作業道は谷まぢかで尽き行き止まり。そしたら尾根鞍部で初めてクマ捕獲の大型ワナを見た。せっかく快速で来たのに道間違えで40分ロスだった。

午後の部はこの山系隠道に挑む。8年前位か林道植樹の間に僅かに見えた大規模トラバースがあった。それが昨今大伐採で道筋が明瞭に。各位面白そうだとスリルを求め騒ぎ駆けた。それは遠目よりもワイルド過ぎ転倒したら大怪我をすると思えた。そのアトラクション豪快さをよく乗りこなした。そして第三の道へ。仕上げテーマは南下道完遂である。先を急ぎつつ分岐を西に未知ルートを探る。前半は踏み慣れた参道だが、後半は頑強な岩盤走りだった。小気味よいコーナーも幾つも重ね路面状態の豊かなバリエーションを感じた。暗がりトレイルでは難度高いアトラクション箇所も有り、その駆け方は吠えながら往き進む山猿の群れの如しであった。