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◆Vol.7【4/8:奥多摩・圧巻絶壁裏参道編】

先週までの嵐が嘘のように4/8(日)は行楽日和に恵まれる。今年初の山径となるTaka & Daigo貴兄と久しく落合い4名で1,000m越えの岩山に向かう。ここは8kmのうち前半は地図上名の無い男具那ノ峰の尾根を仰ぐ巻道を延々と進む。 当山は広葉樹主体で谷側に落葉している細い幹の植林が少し有るくらいで、始終右の谷底を見る感じで往くのだ。
道程には落石もかなりありそれにつまずく度に谷側に吸い寄せられる思いをする。2年ぶりにここに来たが、高所恐怖症の人だったら立ちすくむ位の痩せたオフキャンバーの径路もある。なので先頭の自分は危険地帯モルモッ トになり難所を皆に周知していくのだった。
前半デンジャー巻道に慣れる頃道も広がり、そして大岩盤地帯に向かう。高さ50mくらいの一枚岩が屏風のように連なり道程のワイルドさを醸し出す。我らは 冒険家的気分になり乗れなくてもなぜか充実感を味わう。こんな修験道的ルートも珍しいので初入山貴兄は圧巻されたであろう。そしていよいよ後半は乗車率も高 くまた上級障害物走になって行き、皆はしゃぎ出す。朽ちた橋を駆けたり、腐葉土ともにずり落ちたり、路面状態は非常に走り易かった。このアトラクション地 帯に差し掛かるために前半は準備運動したようなものだ。驚喜のエリアも50分もかからず通過する。あぁ至福の時は短しである。